リクルートが提供する予約システム「AirRESERVE(エアリザーブ)」。
「無料でどこまでできるのか?」「操作は難しくないか?」と、導入を検討している店舗オーナーや施設担当者の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、AirRESERVEのリアルな使い勝手から、無料プラン(フリープラン)でできること・できないこと、さらには他社サービスとの違いまで徹底的に解説します。
1. AirRESERVE(エアリザーブ)とは?
AirRESERVEは、美容院、クリニック、ヨガ教室、会議室、イベントなど、あらゆる業種で利用できるクラウド型の予約管理システムです。
リクルートが展開する「Air ビジネスツールズ」のひとつであり、POSレジの「Airレジ」や決済サービスの「Airペイ」と連携できるのが大きな特徴です。PCだけでなく、iPadやiPhoneからも操作が可能で、場所を選ばずに予約状況を確認できます。
2. AirRESERVEの使い勝手:3つの高評価ポイント
多くのユーザーが口を揃えて評価するのが、その「圧倒的なシンプルさ」です。
① 直感的なUI(ユーザーインターフェース)
AirRESERVEの管理画面は、Googleカレンダーのような親しみやすいデザインです。
マニュアルを読み込まなくても、どこをクリックすれば予約が入れられるのか、どこで設定を変更するのかが直感的にわかります。ITツールに不慣れなスタッフが多い現場でも、教育コストを抑えて導入できるのは大きなメリットです。
② 予約管理の柔軟性
予約タイプには、大きく分けて以下の2種類があります。
- 自由受付タイプ: 営業時間内であれば、お客様が好きな開始時間を選べる(美容院、エステ、会議室など)
- 事前設定タイプ: スクールやセミナーのように、あらかじめ時間が決まっている枠に申し込む(ヨガ教室、イベント、ワクチン接種など)
この2つのタイプを使い分けることで、ほぼすべての業種に対応可能です。
③ Airシリーズとのシームレスな連携
すでに「Airレジ」を使っている店舗なら、予約情報と会計情報、顧客情報を一元管理できます。予約したお客様が来店した際、そのままAirレジで会計を行うことで、来店履歴が自動的に蓄積されます。
3. 無料プラン(フリープラン)の制限と注意点
AirRESERVEは「無料で使い続けられる」ことが魅力ですが、無料プランにはいくつかの明確な制限があります。ここが導入の分かれ道となります。
無料プランで「できること」
- 月間予約件数の制限なし: 月に何件予約が入っても無料です。
- 予約管理・顧客管理: 基本的な管理機能はすべて使えます。
- 予約確認メールの自動配信: 予約完了時にシステムから自動でメールが飛びます。
- オンライン決済機能: 無料プランでも、クレジットカードによる事前決済が利用可能です(※決済手数料は発生します)。
無料プランの「制限(できないこと)」
ここが非常に重要なポイントです。以下の機能が必要な場合は、有料プランへのアップグレードが必須となります。
| 機能名 | 無料プラン | 有料プラン(ベーシック以上) |
| リマインドメール | 予約前日の自動送信が不可 | 可能 |
| 予約時アンケート | カスタム項目の追加が不可 | 可能 |
| Googleカレンダー連携 | 外部カレンダーとの同期不可 | 可能 |
| CSV出力 | 予約データの一括ダウンロード不可 | 可能(スタンダード以上) |
| 複数店舗切り替え | 1アカウント1店舗のみ | 可能 |
【重要】リマインドメールの有無は死活問題
無料プランの最大のネックは、「リマインドメールが送れない」点です。
無断キャンセル(ノーショー)を防ぐためには、予約の1日前や数日前に「明日、お待ちしております」というメールを自動で送る機能が不可欠です。これができない無料プランは、キャンセルリスクが高い業種(飲食店や美容院など)には少し厳しいかもしれません。
4. 導入前に知っておくべきデメリット・惜しい点
非の打ち所がないように見えるAirRESERVEですが、ユーザーの口コミからはいくつかの弱点も見えてきます。
① デザインのカスタマイズ性が低い
AirRESERVEの予約画面は、非常にシンプルで「リクルート風」のデザインです。自社のブランドイメージに合わせて色を変えたり、ボタンの配置を細かくカスタマイズしたりすることはできません。
② 集客機能はほとんどない
AirRESERVEはあくまで「予約を受けるための管理ツール」です。「ホットペッパービューティー」のような集客ポータルサイトではないため、導入しただけでお客様が増えるわけではありません。自社サイトやSNSから予約ページへ誘導する動線作りは自力で行う必要があります。
③ 後からの設定変更が難しい項目がある
「予約タイプ(自由受付か事前設定か)」など、一度運用を開始すると後から変更できない設定項目があります。設定を間違えると、一度アカウントを削除して作り直す手間が発生するため、初期設定は慎重に行う必要があります。
5. 有料プラン(ベーシック・スタンダード)の選び方
もし無料プランに限界を感じたら、有料プランを検討しましょう。
- ベーシックプラン(月額5,500円/税込):リマインドメール、Googleカレンダー連携、予約フォームへの項目追加が可能になります。一般的な個人サロンや小規模店舗なら、これで十分です。
- スタンダードプラン(月額11,000円/税込):予約データのCSV出力が可能になります。顧客分析を細かく行いたい場合や、アンケート機能をフル活用したい大規模な施設に向いています。
6. まとめ:AirRESERVEが向いている人・向いていない人
向いている人
- とにかく操作が簡単なシステムがいい
- 無料で予約管理をデジタル化したい(月間予約数が多い店舗)
- すでにAirレジやAirペイを使っている
- シンプルな予約導線を求めている
向いていない人
- リマインドメールを無料で送りたい(→「STORES 予約」や「RESERVA」の方が向いている場合があります)
- 予約画面を自社ブランド風にゴリゴリにカスタマイズしたい
- 集客まで一つのシステムで完結させたい
最後に:まずは無料プランで「予約体験」をしてみよう
AirRESERVEは、メールアドレスさえあれば即日で予約ページを作成できます。
「無料プランだとリマインドメールが送れない」という点は確かにデメリットですが、まずは無料プランで「お客様がスムーズに予約を完了できるか」「自分たちが管理しやすいか」を試してみるのが一番の近道です。
「電話予約の対応で手が離せない……」
そんな悩みがあるなら、まずはAirRESERVEの無料プランで、24時間365日の「自動受付窓口」を作ってみてはいかがでしょうか?
他の予約システムと比較して検討したい方は、この記事で詳しく解説しています。ぜひ一度ご覧ください。
