「予約システムを導入したいけれど、どれを選べばいいかわからない……」
「リザービアとSTORES予約、名前はよく聞くけど具体的に何が違うの?」
美容室やネイル・エステサロンのオーナー様にとって、予約システムの選択は店舗運営の効率、そして「集客」を左右する重要な決断です。
特に、美容業界に特化した強力な機能を持つ**「リザービア(Reservia)」と、多業種で使われ操作性に定評のある「STORES 予約(ストアーズ)」**は、常に比較の対象となります。
結論から言うと、「ポータルサイトに頼らず自社集客を最大化したいサロン」はリザービア、「コストを抑えてシンプルに予約管理を始めたいサロン」はSTORES予約が向いています。
本記事では、両システムを「料金」「集客力」「操作性」「サポート」など、サロンオーナーが気になる5つのポイントで徹底比較します。この記事を読めば、あなたのサロンに最適なのがどちらか、明確に判断できるようになります。
1. リザービアとSTORES予約の決定的な違い
比較に入る前に、まずは両者の「立ち位置」の違いを理解しておきましょう。
リザービア:美容業界に特化した「攻め」のシステム
リザービアは、美容室・サロンに特化して開発されたシステムです。単なる予約管理ツールではなく、**「ホットペッパービューティーなどのポータルサイト依存からの脱却」**を大きなテーマに掲げています。
LINE連携、Instagram連携、Googleで予約といった最新の集客導線を非常に強力に持っているのが特徴です。
STORES予約:汎用性が高く「守り」に強いシステム
STORES予約は、美容室だけでなくヨガスタジオやスクールなど、幅広い業種で使われています。最大の特徴は、**「誰でも直感的に使える操作性」と「導入のしやすさ」**です。
ネットショップ作成の「STORES」ブランドが運営していることもあり、決済機能との親和性が高く、スムーズな予約・決済体験を提供することに長けています。
2. 【ポイント1】料金プランを比較
まずは最も気になるコスト面です。
| 項目 | リザービア | STORES 予約 |
| 初期費用 | 110,000円〜(プランによる) | 0円〜 |
| 月額費用 | 22,000円〜(目安) | 0円〜66,000円(税込) |
| 無料プラン | なし | あり(月間予約数30件まで) |
リザービアの料金:初期投資が必要な「プロ仕様」
リザービアは無料プランを提供していません。初期費用も10万円前後かかることが一般的で、月額費用も2万円代からとなります。「本気で自社集客を仕組み化したい」というサロン向けの投資と言えます。
STORES予約の料金:小規模から始められる「柔軟性」
STORES予約には無料プランがあり、月間30件までの予約なら0円で利用可能です。有料プランもスモールビジネス向けの「ライト(月額1万円弱)」から、本格的な「プラチナ(月額6.6万円)」まで幅広く、店舗の規模に合わせてステップアップできます。
【判断の目安】
- 1人サロンや新規開業でコストを抑えたいなら「STORES予約」
- 既にある程度の客数があり、投資して広告費を削りたいなら「リザービア」
3. 【ポイント2】集客・SNS連携力を比較
現代のサロン経営において、InstagramやLINEからの予約導線は欠かせません。
リザービア:SNSから「予約完了」までの導線が最強
リザービアが最も評価されている点がここです。
- Instagram連携: 投稿やプロフィールから直接予約フォームへ飛ばせるだけでなく、スタッフごとの予約ページへ直接リンクさせることも可能です。
- LINE連携: 公式LINE内で予約が完結するのはもちろん、リッチメニューとの連動や、予約リマインドの自動送信など、リピーター育成機能が非常に強力です。
- Googleで予約: Googleマップからの直接予約にも完全対応しており、新規客の獲得に強みがあります。
STORES予約:シンプルながら主要な機能は網羅
STORES予約も、Instagramの予約ボタン設置やLINE連携に対応しています。
- 利便性: LINE公式アカウントとの連携で、トーク画面から予約ができる機能があります。
- 集客の仕組み: 予約時に自動で「レビュー依頼」を送る機能などがあり、口コミを溜めて信頼性を高める運用に向いています。ただし、リザービアほど美容特化の細かい集客設定(クーポン管理やスタッフ別の出し分けなど)は得意ではありません。
【判断の目安】
- InstagramやLINEをフル活用して「脱・ポータル」を目指すなら「リザービア」
- 最低限のSNS導線があれば十分なら「STORES予約」
4. 【ポイント3】予約管理・操作性を比較
現場のスタッフが使いやすいかどうかも重要なポイントです。
リザービア:サロン専用設計の「BMS(予約管理システム)」
リザービアの管理画面は、美容師やネイリストの動きに合わせて設計されています。
- 複数媒体の一元管理: 「BMS(ビューティーマネジメントシステム)」というオプションを使えば、ホットペッパービューティー、ミニモ、楽天ビューティなどの予約を自動でリザービアに集約し、ダブルブッキングを自動で防ぐことができます。これは多忙なサロンにとって救世主的な機能です。
STORES予約:スマホアプリ感覚で使える「直感操作」
STORES予約は、ITに詳しくない方でも迷わずに使えるデザインが魅力です。
- 操作のハードル: 管理画面が非常にモダンで分かりやすく、設定も数分で完了します。スタッフ向けの管理アプリも使い勝手が良く、外出先から予約状況を確認するのもスムーズです。
- 決済連携: STORESブランドの決済端末(STORES 決済)と連携すれば、現場での会計と予約データが連動し、レジ業務が効率化されます。
【判断の目安】
- 複数ポータルサイトを併用し、予約管理を自動化したいなら「リザービア」
- 機械操作が苦手で、とにかく簡単な操作を求めるなら「STORES予約」
5. 【ポイント4】顧客管理(CRM)とリピート施策
リザービア:データ分析と再来防止に強い
リザービアは「顧客がどこから来たか(流入経路)」の分析が非常に詳細に出ます。
また、一定期間来店がない顧客へ自動でメッセージを送る機能など、「どうやってリピートさせるか」という戦略的な機能が豊富です。カルテ機能も充実しており、過去の施術内容や写真を細かく保存できます。
STORES予約:会員管理と事前決済に強い
STORES予約は、回数券の販売や月謝(サブスク)の自動引き落としに強いという特徴があります。
「3回券」「5回券」といった回数券をオンラインで販売し、そのまま予約時に消化させることが可能です。また、事前決済機能を活用することで、サロンの悩みである「直前キャンセル(ノーショウ)」を強力に防止できます。
6. 【比較まとめ】どちらを選ぶべきか?
ここまでを振り返り、それぞれのシステムが「どんなサロンに向いているか」をまとめます。
リザービアを選ぶべきサロン
- ホットペッパービューティーの掲載費を下げたい、または卒業したい
- InstagramやLINEからの予約を爆発的に増やしたい
- 複数の予約サイトを使っていて、管理を一本化したい(BMS利用)
- 中長期的な視点で、自社の「顧客資産」を築いていきたい
STORES予約を選ぶべきサロン
- とにかく初期費用・月額費用を抑えて始めたい(または無料で試したい)
- 予約時に「事前決済」を導入して、キャンセルを防止したい
- 回数券やサブスクモデルを導入している、または検討している
- 設定や操作に時間をかけたくない、シンプルな機能で十分
7. 最後に:失敗しないための選び方
「リザービア」と「STORES予約」は、どちらも優れたシステムですが、その目的は大きく異なります。
集客をシステムに「お任せ」したい、攻めの経営をしたいならリザービア。
予約業務を「効率化」し、コストを最小限にしたいならSTORES予約。
まずは自店舗が今、何に困っているかを書き出してみてください。
「予約の電話対応を減らしたいだけ」なのか、「広告費を削減して利益率を上げたい」のか。目的が明確になれば、自ずと選ぶべきシステムは見えてくるはずです。
どちらのサービスも、まずは「資料請求」や「オンライン説明会」を受けることができます。まずは実際のデモ画面を見て、スタッフ全員が使いやすいと感じる方を検討してみてはいかがでしょうか。
今回はリザービアとSTORES予約に限定して紹介しましたが、もっと他の予約システムと比較して検討したい方は、この記事で詳しく解説しています。ぜひ一度ご覧ください。
